娘さんの学校の発表会か何かで何で白目にしないんだってtwitterでつぶやいてましたよね?

クリスマスの発表会でも卒業式でも、そういう公の行事の時に、普通に従うなっていうことですよね。要するに従ってるのって退屈なんですよ。工夫せいっていうことですよ。せめて俺がよろこぶようなことをやれと。でもまあやんないんですよ。やったら問題だもん。やったらやるなっていうけど、やんないからね。

やっちゃったらどうなるんでしょうね。

やっちゃうような奴には言わないですよ。やっぱり。やった方がいいんだけど。幼稚園ってみんな基本的にちゃんとできないから、幼稚園に行ってるんですよね。ちゃんとできるように、集団行動をできるようにという教えの中で動いてるんで、やっぱりそれがちゃんとできるようになっていくと、つまんないんですよね。何するにしても選んでやれっていうことなんすよね。人の言うことをちゃんと聞けるようになるというのは大切なことなんだけど、聞けるようになったら、聞かないように自分で考えてやれって言うことなんですけどね。

ワークショップではお皿に描いたり、風船に描いたりしましたけど。お皿に何も貼らない子がいて、のっぺらぼうだといってそのまま壁に貼ったということがあったらしいんですけど。

それ憶えてないんですけど。

学校だったら、「なんで貼らないの」って言われるところを、みんな「すごいね」って、そのままおもしろい顔として貼られたことがよかったと言ってたらしいんですけど、それって、いま話していたような、ゴールがあってというのとは違いますよね。

工夫ですよね。

枠みたいなものを飛び越えていく感じがすごく印象に残ってて。

その子は頭いいっすね。

だから、またワークショップに参加したいとその子は言っていたらしいです。そういうのを聞くと、大人が敷いたレールをどんどん裏切っていって欲しいとか勝手に思っちゃいますが、年齢を重ねていくと変に大人の事情を組んでくれる子もいて、そこらへん難しいなと。

まあ大人の言うことを聞けるという時期も大切だと思うんですけど。今話していて思い出したのが、お皿に顔のシールを貼る時に、目の部分にダイアモンドのシールをばーんと貼ったこどもがいて、目にするっていうのは、発想として僕もイメージできてたんだけど、そういう子もいるだろうなと。でもその子のはね、リアルな鼻のシールとダイアモンドをいっしょにボーンと貼ってあったんですよ。しかも片目に。ある意味一つ目。

あーなんかいた。思い出しました。

一つ目けっこういたんだよね。それがおもしろかったですね。それは楽しかったですよ。想像を超えてて。

こどもたちのやってることに触発されて、おもしろい顔をつくってみたいという大人が多かったのも印象的でした。大人向けにワークショップをするということに興味はありますか?

今回も別にこどもだからというそうですね。ちゃんと嘘をつけるようになったし、うまくかわすこともできるようになったし。こどもの時はやらないと怒られるじゃないですか。いまは自己責任だから怒られないですよね。こどもは、自分がおもしろいことをやってたらいいと思うんですよ。ワークショップに行かすのは大人なんで、結局そこでもこどもたちは大人の言うことを聞いてるじゃないですか。ほんとはね、自分の親にワークショップに連れて行かれてるようじゃダメなわけじゃないですか。

なるほど。(笑)

自分のやりたいことを活き活きとやってるこどもは、全然ワークショップに行かなくていいんで。だからどちらかというと、こどもが活き活きと遊んでるってことを大人がちゃんと見抜けないとダメだと思うんですよね。たとえばボーッとしている子がいても、その子は妄想の中でものすごいことになってるかもしれないじゃないですか。それは話せば分かると思うんですよ。

そうするとワークショップの意味は?(笑)

だからけっこうワークショップって大人のためにあって、親がワークショップでこどもとこういう風に遊べばいいんだなというのを知るきっかけになったらいいんじゃないですかね。親が活き活きしてるのは、こどもにとってすごくいいと思うんですよね。親がたくさん趣味を持ってて、毎日楽しそうにしてたら、こどもは早く親みたいになりたいと思うし、すり寄ってくると思うんですよ。「お父ちゃん何してんの?」「お母ちゃん何してんの?」って。楽しそうやけどちょっとやらしてってことになる、そこでワークショップになるじゃないですか。    

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