KANZANはおかげさまで30周年。
感謝の気持ちを込めて
ノベルティを制作しました。

KANZANは今年で創業30周年を迎えました。ここまで続けることのできた感謝の気持ちを込めて、なにかノベルティをつくりたい、そう思った時に私たちが真っ先に向かったのが、武蔵小山にある山用品店の店、「みやがわスポーツ」です。

このタグに見覚えのある方もいるのではないでしょうか。お店の代名詞とも言えるのが、みやがわスポーツのロゴ入りサコッシュです。店主の宮川さんによって一つひとつ丁寧に縫製されたバッグは、軽くて丈夫。そのサイズ感や見た目のよさがあるスタイリストの目に留まり、

10年くらい前から雑誌に登場するようになると、瞬く間に人気商品となりました。今では中国や台湾からも、宮川さんのサコッシュを求めて、武蔵小山の小さなお店にお客さんがやってくるほどです。

まだ26歳の青年だった宮川さんがお店を構えたのは1968年のこと。「当時、スキーウエアなんていうものは、破れると町の道具屋がミシンで修理して、それでお金をもらっていたわけよ。そんなお客さんもいなくなっちゃったもんだから、あまっていた端切れでバックを作ってみたのがはじまりよ。これがほんとのデッドストック商品ってやつだな(笑)」

長らく使い続けてきた足踏みミシンは数年前についに壊れたそうですが、その時にはすでに方々からお客さんが来るようになっていたため、翌日にはミシンを買いに行って、店頭に商品を切らさないようにしたそうです。

一点一点、手を抜かない宮川さんの実直なものづくりの姿勢、50年以上にわたって山好きの人に愛されてきた店づくり(年季の感じられる店内には、今でも最新のアウトドアブランドのカタログが置かれています)、布の組み合わせやデザインの端々に感じられる

クリエイティブなアイデア、どこにも頼らず、インディペンデントにお店を続けてきたこと、その一つひとつを心から尊敬し、私たち寒山も次の50年に向け、みやがわスポーツのような存在に少しでも近づけることを願って止みません。

宮川さんにお願いしてつくってもらったノベルティは、30周年のオリジナルロゴが入っています。数に限りがありますが、ご興味のある方はぜひお声がけください!